高校を卒業してすぐ美容院に就職。手取りは8万5千円。生活費は苦労しました。

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美容院の月収は手取り…

私は高校を卒業して美容院に就職が決まり、晴れて社会人になれました。しかし、そこの美容院の月収は手取り8万5千円と考えられないほど低賃金だったんです。労働時間は朝の9時から夜は21時までですが、美容師の卵はとにかく時間があればレッスン!レッスン!仕事が終わってからも店に残りシャンプーやカラーリングのレッスンを勉強していました。ですが、残業ではないため当たり前ではありますが手当てなどは一切つきません。

当時アパートを借りて一人暮らしをしていたので、家賃、生活費、食費、交通費、携帯代…。お給料が支給されても手元には一円も残らない、そんな生活が約2年続きました。掛け持ちでアルバイトをする時間なんて全くありませんでしたので、毎月の食費は5,000円で過ごしていました。

とてつもなく無謀な生活

今考えると、とてつもなく無謀な生活だったと思います。自由に使えるお金が全くなかったので新しい洋服を買うこともなかったですね。そしてたまにぱったり倒れてしまうこともありました。その時は友達がうちに遊びに来ていたので、病院に連れて行ってくれて助けられましたが、先生から驚きの言葉が!なんとこの現代で「栄養失調」です。

仕事仕事で食事もまともに摂れていなかったので、当たり前な話ではありますね。心配した両親がよくアパートに来てお米や食材を持ってきてくれていたので、おかげでなんとか凌いでこれました。両親には本当に感謝です。

スーパーに行って半額商品ばかり

毎月5,000円の食費が決まっていましたので、絶対にそれを超えないように食材を選ばないといけなかったので結構大変でした。スーパーに行って半額商品ばかり購入していましたね。あとは賞味期限が長くて価格が安いものを中心に選ぶようにしていました。当時は好き嫌いとか言ってられなかったですね…。大げさかもしれませんが、とにかく何でもいい、食べれさえすればいいという感覚でしたから。

恥ずかしい話、銀行口座に700円あって窓口で小銭をかき集めて300円にして口座に入金してもらい、合計1,000円になるのでそういった感じでお金を引き出した経験もあります。いつまでこんな生活が続くんだろう…。と当時は漠然とした喪失感というか、お金がないと精神的に相当まいりますからね。

美容師生活は2年で…

結局、美容師生活は2年で終わってしまったのですが、今でもあの時の過酷な生活を送ってきたことをはっきり覚えていますし、贅沢しそうになったときは当時のことをあえて思い返すようにしています。あんなに苦しい生活をしかも高校卒業したての18歳でできたことは人生の糧になりました。苦労は買ってでもしろ!という言葉がありますが、あのときの経験があったからこそ食べれることを当たり前と思わず心底感謝できるようになりました。

当時は辛かったですが、今となっては良い経験をさせてもらったと感謝しています!

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