現金は数十円…。砂糖や塩などを舐めて15日程耐えました

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15日程耐えた苦闘の日々

笑っちゃうくらいお金が無くなったことがあり、給料日ははるか彼方。手持ちの現金が数万円しかなく、家賃を支払うと、3ケタ未満になるという状態。貧すれば鈍するというのは、非常にその通りだと思います。手元にある金目のものをとりあえず売りたたき、数日間の現金を手にしたものの、給料日まではまったくもちません。

動けば腹が減るので、まっくらな部屋の中で、ひたすら布団にくるまって飢えをしのいでいました。だんだん、食うものも減り、砂糖や塩などを舐めて給料日まで耐えました。また、食べることができる草を探しては煮て食ったり(数時間後におなかを壊したり)。よく、難民の人たちが寝て過ごしているのをよく見ると思いますが、まさにあんな感じで15日程耐えました。

腹いっぱいに食えるようになったのは、数か月後

基本的に光熱費は後払いなので、とりあえず食べるものを確保するために苦心しておりました。春先だったため(何かしら食べるものがあったため)何とかなったものの、秋口であれば、確実に飢えていたのではなかろうかと思います。腹いっぱいに食えるようになったのは、数か月後。ギリギリの中でひたすら飢えと寒さに耐え、皮膚はボロボロになるし、髪の毛は抜けていくし・・・もっともおかしくなっていた時は、友人が心配して缶詰をいくつか差し入れしてくれました。

ただ、ながいことまともにご飯を食べていなかったので、おいしいものをたべたら、胃が受け付けず、せっかくもらった食べ物を食べても、あまりおいしく感じませんでした。実にもったいないとおもいます。精神的におかしくなったから、貧乏になりましたが、貧乏になる前は、たいていの場合、精神的に疲労していたり、言動がおかしくなっています。そういうヒント(・・・というか、メッセージとかサイン)などに、気付いてあげると良いと思います。

貧すれば鈍するのか、鈍するれば貧するのか

そういう状態から立ち直って、約2年。最近はやっと、蓄えができ、多少なりともまともな生活ができるようになってきました。ただ、もっとも働き盛りの数年をフイにしてしまったことが残念ですが、それはそれで仕方ないと思います。なくなったもの、なくしたものを取り返すのは、それなりに時間がかかりますが、立ち直っていく方法を探っていくのも、人生の中では必要ではないでしょうか?貧乏になって、非常につらい体験をし、いろんなものを無くしましたが、まぁ、何とかなるでしょう。貧すれば鈍するのか、鈍するれば貧するのかはわかりませんが、密接な関係があるでしょう。

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