日雇い派遣とクレジットカード勧誘のバイト。フリーランスのカメラマンは大変

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カメラマンは独立してからのほうが大変

私はカメラマンとして独立したときに大変お金に困りました。カメラマンになるために下積みをするアシスタントの時代というのは収入がそんなにいいわけではありません。

そんな中カメラやストロボなど撮影に必要な機材を揃えたり、営業用に写真のサンプルを撮影するなど、お金がかかって独立するまでにも結構大変なのですが、実際に大変なのはアシスタントのときより、独立してからのほうでした。

雑誌や広告の写真の撮影料(ギャラ)が支払われるのは、掲載が終わった後になりますので、撮影をしてから2ヶ月とか、遅いときには半年位経って請求できる状態になることが多いです。

日雇い派遣労働で倉庫、クレジットカード勧誘のアルバイト

ほとんど貯金のない状況でカメラマンになったため、ギャラが支払われるまでが苦しく、それまでのつなぎに日雇い派遣労働で倉庫のアルバイト等に行ったりしました。また、全くジャンルの違う撮影の仕事で、学校の行事を撮影する仕事がありますが、これはギャラの支払いが当日など早いことが多いので大変助かりました。

それからクレジットカードの勧誘等もスポット的に入れるお仕事がありましたのでやりました。本当に、スポットで入れるアルバイトは散々やりました。

カメラマンをやりながら、色々なアルバイトをしましたが、日雇い派遣労働は辛かったです。作業が単調で、テンションが下がってしまうのか、数日連続倉庫で働いた後でカメラマンの仕事に戻るときに、カメラマンのテンションになるのが難しい気がしました。

大半が起業して3年位で潰れる

日雇い派遣労働は、その日にもらえるお給料をあてにして出かける、という性質からか、気持ちの上でも焦りが生まれるので、これをやるのは本当に困ってる状況ではない人がいいのではないかと思いました。しかし、実際は何だか困ってそうだなあ、と正直感じてしまう人も見かけました。(私も困っていた一人です。)

よく、独立して大半の企業や事業主が起業して3年くらいまでに潰れてしまい、その理由のほとんどが「資金繰り」であると聞きます。カメラマンを志す若者だった私は、自分が「アーティスト」だと思っていて、現実的なことなどロクに考えていなかったと思います。

むしろそういうことについて計算高い人を軽蔑すらしていたかもしれません。しかし、現実的にはマネジメントの能力はフリーランスには必要不可欠な要素です。カメラマンのみならず、俳優であれミュージシャンであれそうだと思います。お金の管理が出来ない人には難しいです。

安い仕事は自転車操業的な状況を生み出す

カメラマンとして独立するなら、仕事をしてギャラが支払われるまでに数ヶ月要することを予め認識しておき、多少の蓄えがあったほうがよいと思います.

駆け出しの時期の仕事でも、あまりに安い仕事は自転車操業的な状況を生み出しますので、安易に安い仕事を受けるべきではないと私は思います。本当に、散々バイトしました。心と体が折れそうになるほど。

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