進学資金500万円も会社の業績の悪化でピンチに。学生寮を有効活用

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我が家には大学2年生の長女、高校2年生の次女がいます。二人とも同じ公立の高校に入学しました。長女は理系に進み、工学部を志望していました。次女は文系で、将来は私立の文系の大学を志望しています。夫はサラリーマン、私は夫の社会保険の扶養控除内のパートをしています。

計画的に貯蓄した500万円。国立進学でほっとしていたのもつかの間

それほど裕福とは言えない家計ながら子どもの将来のために大学進学資金はそれなりに貯めてきたつもりでした。しかも、長女の大学入学に合わせて住宅ローンも完済。その上、工学部志望の長女が国立大学に合格し長女のために貯蓄した進学資金500万円も半分は次女に回せる公算に。

それまで「もし私立の理系だったら・・・」と胃がキリキリしていたのがいっぺんに解消され、心の底からほっとしました。ところが長女の進学先の大学は都内にあって住居の相場は地方在住の私には予算をはるかに越える物でした。

最終的には予算は少し越えてしまいましたが、安全面でも安心できるところを見つけ長女は一人暮らしを開始しました。しかし、ここで夫の会社の業績悪化が我が家の家計に暗い影を落としました。日本育英会の奨学金を借りようにもすでに5月、春の受付は終わってしまっていました。

ところが、奨学金の問い合わせをした時に学生係から思わぬ提案があったそうです。大学の関係先の奨学金があって、定員は少ないが余り知名度がないので競争相手もいない。更に無利子。専攻によっては返済の必要がなくなるとのこと。入学前にはまったくノーマークだった奨学金を無事借りることができ我が家の家計も長女の一人暮らしもなんとかなりました。

夫の会社の業績の悪化で家計に第二の危機が

そのまま1年以上が経過した頃、またしても家計の危機が襲ってきました。夫の会社の業績は回復するどころか悪化する一方。再度の給与のカットに加え、ついには毎年支給されていたボーナスも支給されない事態に・・・そこで再び都内で一人暮らしの長女に対する仕送りが我が家の大きな負担となりました。今回は「大学の学生寮に入寮する」と言う手段で危機を回避しました。

母親の私は国立大学を20年以上前に卒業しているのですが、当時の私の大学の学生寮は時代から大きく取り残されたと言う感じが否めませんでした。キャンパス内に学生寮があるので、例外もあったとは思いますが寮生はおしゃれとは縁遠く、更に代々受け継がれる不思議な風習の噂も聞いていました。

そんな訳で国立大学の学生寮に関していうと、ものすごい偏見がありました。だからいくら格安と言っても大切な娘をそんなところに入れるわけにはいかない・・・と強く思っていました。が、肝心の娘の話によると、今年になって娘の大学の学生寮に伝わる伝統行事が廃止になった。

しかも新入生に女子がとても少ないこともあって寮がとても空いている。そしてなにより寮に住む友人もいて、よく訪ねているがお母さんが言うほど変なところではない、とのことでした。確かに私の話は違う大学の20年以上前の話。平成の世の学生寮に当てはめるのには少し無理があったのかもしれません。

学生寮は今も昔も家計の味方

本人も乗り気なので思い切って来年度から一人暮らしの部屋を引き払い学生寮に移ることになりました。家賃だけで言うと1/10以下!!非常に助かりました。両方とも入学前には全く考えていなかった危機の回避の仕方でしたが、なんとかなりそうで本当によかったです。

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