21歳の忘年会、職場全員リストラ。先輩から誘われ再就職。でもそこからが地獄でした

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ITの勉強をするために

29歳のウェブ関係の仕事をしているものです。デザインの専門学校を卒業後、ITの勉強をするために県産品通信販売の企業に勤めたのが、初めての社会人スタートでした。決して大きな企業でも無く、給与に恵まれた環境ではありませんでしたが、初めての会社で多くの事を学ぶ事ができ、個人的には色々と成長できた時期ではありました。

2年ほど勤めた忘年会、社長から唐突の通達。「すまないが、全員リストラになってもらう」最初は何の事かと全く理解できていませんでした。 後から詳しく話を聞くと、事業拡大のために従業員増員を見誤ってしまったため、多大なる人件費がかかってしまっているとのことでした。

21歳にてまさかの…

1月いっぱいで、新しい職場を探してほしいとの通達があり、21歳にてまさかのリストラにあってしまいました。 リストラは、もっと高年齢の次元の話かと思っていたのですが、誰にでもあるものなのか…と痛感しました。

落ち込んでもいられず、また新しい企業を探す事になりましたが、こちらも比較的早めに見つける事が出来ました。3拠点で事業所を構えるそこそこの企業で、ボーナスもしっかり支給されていましたので、人並み?の生活を送る事が出来ると安堵しました。が…

1年半が過ぎたある日、「事業所の閉鎖」を言い渡されました。3つある事業所のうち、1つを閉鎖して資金繰りを見直すとのことで、私の勤める事業所は急きょ閉鎖する事に…。

「またか…」

20代前半にして、2度もリストラに合う事もなかなか無いのでは? と思っていながらも、給与は比較的良かったので、貯金のおかげで貧しい思いをする事はありませんでした。とはいえ仕事がない状態はまずい、またすぐに新しい職場を探さなければ…そう思っていたところで、事業所の先輩から声をかけてもらいました。

「事務所を立ち上げるから、一緒に働かないか?」

無職の私にとっては、まさに救いの手でした。 今まで一緒に働いていた先輩からの誘いでしたので、すぐにOKをしてしまいました。ここからが、本当に大変でした…。

立ち上げた事業はなかなか軌道に乗らず、当初18万円ほどあった給料は、16万円、12万円、10万円、8万円と月を重ねるごとに減っていき、給料が遅れる事もありました。(10~19時までの拘束時間です)最終的には、連日朝までの残業があるにも関わらず、その月に支払ってもらった給料は【15,000円】。耳を疑いました、その月には結婚式もあり、10,000円を祝儀代として泣く泣く包みました。あの時式場で食べた食事の味は、今でも忘れられません…。残り5,000円。貯金でギリギリ家賃が払えてもガスを払えば電気が払えない。電気を払えばガスが払えない。

今すぐに転職を考えましたが…

先輩の手前なかなか切り出す事ができず、そのままその職場で働くことに。それからの毎日は、8枚入りの食パン(150円)を購入し、それを5日間に分けて食べる生活が始まりました。

特に味のしない食パンをかじりながら、キーボードを叩く毎日。「この会社のPCを売れば、生活できるんじゃないか?」と考えた事もありました。そんな日々が3週間ほど続いた後、結局体調を崩しそのまま入院。幸か不幸か、職場を退職する事が出来ました。

義理と人情はほどほどに、と思わされる体験でした。お金の話はなかなかしにくいものですが、後から面倒が起らないよう、最初にクリアにしておくべきですね。そんな今日、僕は今でも食パンは大好きです。もちろん味がしないものではなく、バターを付けたやつですけど。

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