ブラック企業でパワハラ、うつ病に。田舎の会社に転職し幸せに

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それまで、家計の収入は夫だけでした。子供が二人中学生でした。毎月33万の手取りで慎ましく暮らしていた我が家に激震が走りました。夫がパワハラ被害に遭いうつ病になってしまったのです。心療内科の治療を受けながら会社に通っていましたが、上司の過剰なパワハラで段々精神を病みドクターストップで、会社を1週間休むことになったのです。しかし、1週間休んでも体調を崩したままで数ヵ月後に退職することになりました。一気に無収入になってしまいました。

私は清掃のパート、夫は日雇いのバイト

会社はブラック企業だったので、退職金も雀の涙ほどで到底生活のたしになるものではありませんでした。貯金も合わせて200万円、それは半年ももちませんでした。無収入の不安感に苛まれ、不安で夜も眠れません。賃貸マンションの家賃は9万円。子供たちの学費や食費。

一体これからどうしたらいいのかわかりませんでした。夫はなんとか日雇いのバイトに出かけていきましたが、体調も思わしくない状態です。毎日のようには働くことはできません。私がなんとかしなくてはと、清掃のパートに出ることになり夜は、コンビニの深夜勤務でなんとか生活の歯車を回していたのでした。夫婦の会話は減りましたが、唯一の救いは会社をやめて自由な時間が増えることで、夫の精神的なストレスが軽減されたことです。心療内科でも経過良好のお墨付きをいただきました。

ネットの転職サイト経由でオファーが

半年して、本格的な就職活動を開始した夫を相変わらずパートで支える生活が続いたある日。登録していたネットの転職サイトから、夫のスキルを見込んで我社に来てくださいというメールが舞い込んできました。とても良い条件で、今までブラック企業で酷使されてきた夫は半信半疑という感じでした。しかも、その会社の場所はかなり遠い中部地方にありました。縁もゆかりもないそんな土地で頑張れるのか迷いましたが、取り敢えず夫が面接に行くことになりました。

面接では、皆さん大変暖かく迎えてくれたそうです。田舎特有の密着感はありましたが、それが返って人情のようなものを感じさせてくれて、夫の冷えた心に一筋の光明が見えたような気がしたそうです。夫は決意してその会社に転職することにしました。その際、ようやく私は掃除とコンビニのパートから離職することができました。

この数ヶ月で白髪が増えて、いっきに老け込んだ顔を鏡で見るのが辛かったです。中部地方の田舎の町に引っ越した私たちは数年間幸せに過ごしました。そしてその後、円満退社して現在は夫は別の会社でのんびり好きな仕事をしています。

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