高2の時に父が末期癌。学資保険とバイト掛け持ちで大学卒業

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高校2年生の時に父が病気になりました。病名は癌で長くても1年だろうとの事でした。私は大学受験の為に毎日頑張って勉強していたのですが、その出来事のおかげで勉強が手に付かなくなる時期がありました。しかし、ここで自分がくじけても何も状況は変わらないと思い、必死で勉強を続けました。

昔からの夢をあきらめてはいけない

高校3年生になり大学を選択する際にとても迷っていました。私は東京のある大学に行くのが昔からの夢だったのですが、そこに行くとなると学費もかかるし、何よりひとり暮らしをしなければいけないという事があったためです。

両親は私がその大学に進学したいという事を知っていたので、受験するように勧めてきましたが、家の状況と自分の夢、その間でとても迷っていたのです。

するとある時、父が昔からの夢をあきらめてはいけないと力強く話してくれました。その事がきっかけで私は希望の大学に進学する事を決めました。そして無事合格し東京での一人暮らしが始まりました。

アルバイトで月に13万円前後は稼ぐ

学費は私の学資保険があるという事で両親が用意してくれたので、生活費と家賃を自分で稼ごうと決め、アルバイトを2つ掛け持ちしました。まず食事代を浮かす為に飲食店を選びました。週に5回、早朝5時から7時の2時間と夜の19時から24時までの勤務です。

これにより朝と夕の食費が浮く為、とても節約できました。もう一つのアルバイトは塾の講師です。これは純粋に単価が高かったので選んだのですが、思った以上に予習復習に時間が取られ、その間は無給なので、時給単価にすると非常に安いことに気づきました。

とりあえず1年は続け、その後、新たなアルバイト探しをしました。すると消費者金融のコールセンターのアルバイトが非常に時給が高かったので、そちらに移る事にしました。コールセンターのアルバイトを週に3回と飲食店のアルバイトで大体、月に13万円前後は稼げていました。

しかし、家賃と生活費を支払うと余り余裕は無く、大学の勉強とアルバイトという淡々という毎日を送っていました。そうこうしているうちに、就職活動が始まりました。

就職をして安定的収入

就職活動ではスーツやかばん、交通費などで非常にお金がかかりました。電車代などを浮かせる為に20km圏内であれば説明会などは自転車で行っていました。

水筒とカロリーメイトなどを必ず持参し、ペットボトルを買ったり、小腹がすいたのでちょっと友達とお茶をしたりということは、ほとんどありませんでした。

周りは華やかな大学時代を送っているのに、自分は生活するためにカツカツでしたが、無事、就職をして安定的収入を得られるようになった今は、あの時の工夫や我慢がとても役に立っているなと思えます。

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