統合失調症の発症。障害者年金を受給して生活が安定。

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幸い個人的な借金はなかったが

私は高校生の時に統合失調症という病気を発症し、以来寝たり起きたりの生活をしている。父の経営する会社が倒産し、父と母は仕事を失った。同時に、抵当に入れていた家も失った。はじめての賃貸生活を始めて間もなく破産を前に父が病気のため亡くなった。

幸い個人的な借金はなかったが、父は見事に1円も残さず逝ってしまった。母は父を亡くしたこともあり体調が優れず、私は障害者手帳を持つ病人。我が家は姉だけが派遣社員として働いていた状況であった。母が親戚の手伝いをしたり、私もアルバイトをしたことはあったが長くは続かず、母の遺族年金と貯金を頼りに生活していた。

自分の貯金も底をつき

姉の収入は将来のために貯金しなさいと母に言われたとおりにしているが、妹思いの姉は私に私の買えない物を買ってきてくれたりする。優しい家族に恵まれ衣食住に困ることはないが、私は自分の貯金も底をつき携帯電話代も親に払ってもらい情けない思いでいっぱいだった。

病気で通学もままならなかったにもかかわらず友人には恵まれていたのが何より幸いだが、友人と会う時のお茶代を支払うのですら私には切ない思いであった。

医師のおかげで

障害者年金を受給できることを知っていたが過去に申請した時、医師のいい加減な診断書により審査を通らず受給できずにいた。転院して良心的な医師と巡りあえていた私はもう一度、障害者年金に挑戦しようと考えた。申請の書類を作成するために通院歴を日付まで調べ、症状を細かに記した。

母と姉が力になってくれたことが本当に大きい。そして何より私の症状を見定め適切な診断書を書いてくださった医師のおかげで、申請から10ヶ月して障害者年金を受給できることになった。年金制度への不安からこの先どうなるかはわからないが、ひとまず収入を得ることができた。

それにより携帯電話代や交際費、生活用品を少しは使えるようになった。また祖母が援助してくれるようになり、母も働きはじめ私達の生活は安定したものになりつつある。

生きがいと収入につなげていきたい

国民に支えられている障害者年金は、どうなるかわからない将来のためになるべく置いておきたい。また障害者年金だけでは暮らしていけない額なので、私にも出来る他の収入源を探した。

アルバイトや障害者のための作業所など色々探ってみたが、体調が定まらず学歴も技術も資格も何も持たない私に合うものはなかなか見つからなかった。しかし最近、自宅でパソコンを使って出来る仕事を見つけた。収入は今は雀の涙ほどではあるが、続けていくうちに技術を身に付け生きがいと収入につなげていきたいと思っている。

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